山田吉彦安全保障調査会長(参議院議員/全国比例)は30日、全国離島振興市町村議会議長全国大会に出席し、党を代表して挨拶した。

 山田会長は冒頭、30年以上にわたり離島研究に携わってきた経験に触れ、「研究しているだけでは進まない。提言しているだけでは進まない」と述べ、離島が抱える課題を直接聞き、国政の場で解決に取り組むために政治の道を志した経緯を説明した。また、国会でも海洋や離島に関する問題を積極的に取り上げてきたことを紹介し、今後も現場の声を政策に反映させていく考えを示した。
 続いて、離島が果たす安全保障上の役割について、「島に人が生きてこそ、この国は成り立っている」と強調。離島に人が暮らし続けることが国土や領海の保全につながるとの認識を示し、離島振興の重要性を訴えた。
 また、離島住民の生活を支える航路の維持について、「島々を結ぶ航路は、島に生きる人にとって何よりも重要だ」と述べ、航路の維持に必要な費用は国が責任を持って負担すべきとの考えを示した。加えて船員の高齢化や燃料費の高騰といった課題を挙げ、国による一層の支援が必要だと指摘した。
 さらに、地方自治体がそれぞれの地域の実情に応じた取り組みを進められるよう、国の政策による後押しが重要だと強調。離島の安全保障上の重要性に加え、子どもたちが安心して育つことのできる環境づくりにも言及し、「島の振興は教育の充実からだと考えている」と述べ、教育環境の整備に取り組む必要性を訴えた。
 最後に、「今後とも全力を挙げて離島の問題に取り組んでいきたい」と述べ、離島が抱える課題の解決に向けた決意を語った。

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