15日、玉木雄一郎代表(衆議院議員/香川2区)は埼玉県を訪れ、岸田光広総支部長(埼玉4区)、鈴木義弘議員(衆議院議員/埼玉14区)、橋本幹彦総支部長(埼玉13区)とともに街頭演説を行った。

 和光市駅前で演説会を行った岸田総支部長は「先の国会で政治資金規正法が改正されたが、抜け穴だらけのザル法だ。自民党の総裁選の候補者がいろいろなことを言っているが、このザル法に賛成しておいて今更何を言っているのか」と「政治とカネ」の問題に対する自民党の姿勢を批判しつつ、「自由で平等な、豊かで暮らしやすい日本を作り上げ、子どもたちに引き継いでいきたい」と決意を述べた。
 続いて玉木代表は「我々は政策を重視する党だからこそ、裏金問題は許せない」として、昨年の臨時国会で政府・与党とガソリン減税の交渉を進めたものの、自民党側の萩生田政調会長(当時)が裏金事件の影響で辞任したために交渉が停滞し頓挫した経緯を紹介し「難しい政策を進めるためには、政治に対する国民の信頼がなければならない」と訴えた。そして「先の国会でも、国民民主党の政治資金規正法改正案が最もまともで現実的だといろいろな方から評価をいただいた。その政策を実現できる議席がないのが悔しい。国民民主党に力を与えていただきたい」と支援を呼び掛けた。

 草加駅前では鈴木議員が「国民民主党は『給料が上がる経済』を掲げている。たとえば医療費などの負担が増えているが、薬の飲み残しがどのくらいあるのかデータがない。これを把握して医療費を減らせば、手取りを増やすことができる。給料が上がると年金も上がるので、現役世代だけではなく高齢者の安心を守ることにもつながる」と国民民主党の政策を紹介した。
 続いて玉木代表は「国民民主党はトップが全てを決める党ではなく、多様な意見を出し合って、議論の中で物事を決めていく党だ。その中でも鈴木議員は、県議などの経験を生かして地に足のついた提案をしてくれる人だ」と党と鈴木議員を紹介。さらに「国民民主党は、給料が上がる政策はすべてやる、給料が下がる政策は全てやめると決めている。中小企業の経営者からは、給料を上げたくても、出ていくお金が多すぎて上げられないという声を聞く。だからこそ国がガソリン値下げ、電気代値下げ、減税を行い、経営者が賃上げできる環境を作っていくことを訴えている」と経済政策を語った。

 久喜駅前では玉木代表が、15日で国民民主党が結党4年になることに触れ、「国民民主党を結党するときに決めたことが二つある。一つ目は選挙を政治家の就職活動にしないことだ。国民のことを忘れて選挙のことばかり考えるのではなく、国民のため、生活者、納税者のために必要な政策を訴えていく」と述べ、さらに「二つ目は批判で終わらないことだ。間違っていることやおかしいことは批判するが、常にどう解決するか対案を持って臨むことを徹底している」と国民民主党の政治姿勢を語った。
 続いて橋本総支部長は「始発から終電まで駅に立ったり、さまざまな場所でタウンミーティングを行ったりしてきた。その中で、今の政治を変えてほしいという声を多くの方から聞いてきた」とこれまでの政治活動の所感を述べつつ、「この埼玉13区では小選挙区制になって以来、1回の選挙を除いて毎回同じ人が当選している。停滞した政治を打破し、新しい時代を作っていきたい」と意気込んだ。

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