玉木雄一郎代表(衆議院議員/香川2区)は9日、長崎市の平和記念公園で開催された「被爆78周年長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」に参列し、原爆死没者への慰霊と恒久平和への祈りを捧げた。
前日の8日には「KAKKIN平和全国集会」「連合2024平和ナガサキ集会」「原爆殉難者慰霊祭」と市内各所で開かれた集会・慰霊祭に参加。
「KAKKIN平和全国集会」での玉木代表の挨拶では「唯一の戦争被爆国日本、そして最後の戦争被爆地である長崎から、どうメッセージを発信していくかだ重要だ」と始め、核保有国を含む191カ国が加盟する核兵器不拡散条約の第六条には、核軍縮に向けて誠実に努力する義務が書かれているとし、その義務を果たすために核禁止条約締約国会議のオブザーバー参加をすべきだと訴えた。
また、脱炭素社会の実現やAIの台頭により、産業の育成や雇用を守るためにも安価で安定的な電力供給が必要なことを踏まえ、民主主義国家での核の平和利用についても日本が国際的にイニシアチブをとっていくべきだと述べた。最後に「恒久平和と核廃絶に向けた強い意志をみなさんと確認させていただいた。すべての人を救済していくという思いを新たにした」と締め括った。
それぞれの集会・慰霊祭には地元で活動する西岡秀子政調会長代理(衆議院議員/長崎1区)も参加した。
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