9月4日、国民民主党代表選挙の街頭演説会が東京・新橋駅SL広場で開催された。代表選挙に立候補している橋本幹彦候補(衆議院議員)と玉木雄一郎候補(衆議院議員)が、党の針路や目指す国家・社会像、代表候補としての決意を訴えた。

【玉木候補】「ひたすらに国民のための政策実現に邁進する」

 玉木候補はまず、今回の代表選挙において投票用紙の不達などが発生していることに現体制の代表として謝罪した後、「2020年9月に結党した国民民主党を、みなさんの支えもあり、なんとかここまで引っ張ってきた。ガソリン暫定税率の廃止など、ほかの党が提案すらしない政策を実現してきた」とこれまでの実績を語りつつ、「しかし、インフレが止まらず、国民の生活は苦しくなっている。我々にはまだまだやるべきことがある。その政策実現のために、国民民主党をもっと強く大きくしていかなければいけない」と今回の代表選挙に立候補した思いを述べた。
 続いて「これからの3年を政権準備期間に位置づける。2年後の参院選で野党第一党になり、そして衆院選でも勝利をおさめ、政権を担う。現役世代、働くもののための政権をともに樹立しよう」と政権獲得に向けた道筋を示した。
 さらに、今回の選挙中に意見募集の企画を実施し、子育て中の看護師の方から「子育て世代の苦しみを代弁していただき、救われた」という趣旨のメッセージをもらったことに触れ、「私たちの政策を待ってくれている人がいる。政策を実現していかなければならない。そのために、われわれはもっと強く、大きくならなければいけない」と語った。
 そして「世界に誇れる日本をつくりたい。同時に、未来を生きる子どもたちに誇れる日本を残していきたい。今回の選挙で橋本候補からいただいたさまざまな問いかけ、私が提示したビジョンや政策、その全てを国民民主党を次のステージに進化させる力に変えていこう。ひたすらに国民のための政策実現に邁進する、その国民民主党の形を変えてはならない」と決意を込めた

【橋本幹彦候補】「確かな国家像と政策を打ち立て、混沌とした政治状況を再編する」

 橋本候補は「国民民主党が政権を、日本を、地域を担う器にならなければならない」と切り出し、「これまで長く続いてきた自民党の政治が、国や地域の不安を取り除く政治をしてきたか。自民党に代わる、国や地域を担う受け皿が必要だ。国民民主党が、自民党に代わる確かな選択肢として生まれ変わっていかなければならない」と、今回の立候補に当たっての思いを語った。
 さらに日本の内外の状況について「世界では国家間の対立が激化し、武力に訴える国や資源やエネルギーを武器として使う国が増えている。日々の生活も不安になり、どんなに働いても税金や社外保険料を取られ、子どもと向き合う時間もない」との認識を語った。そして、こうした状況による不安の高まりから扇動的な言葉が政治的に支持を集めやすいとの危惧を示したうえで「確かな政策、確かな国家像を持った国民民主党がその不安の受け手となり、新しい政権をつくっていく必要がある。愛国心を煽るのではなく、郷土や国を愛する心を支えていく政治をしなければならない。だからこそ私は、自立する日本、自立するふるさと、余力ある人生という理念を掲げている」と自らの掲げる国家像を訴えた。
 そして「自立する日本、自立するふるさと、余力ある人生。日本国民全体に、こうした日本をつくっていこうと訴えたい。確かな国家像と政策を打ち立て、混沌とした政治状況を再編していく。その中心に国民民主党、橋本幹彦を立たせてほしい」と力強く語った。 

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