【冒頭発言概要】

 この週末、2つの自治体選挙が行われます。10月12日(日)投開票、長野県安曇野市議会議員選挙に立候補している現職4期目の「内川集雄(しゅうお)」さん、ぜひ長野の皆さん、内川集雄さんをよろしくお願いいたします。もう一つ、三重県志摩市の市議会議員選挙に、新人の「西井しゅうた」さんが挑戦しています。志摩市のみなさん、西井しゅうたさん、新人ですのでご支援賜りますようお願い申し上げます。

 今、この瞬間、自民党・公明党の総裁・代表のトップ会談が行われているやに聞いています。戦後80年、自民党結党70年、そして自公(協力)が四半世紀を超えたこのタイミングで与党の枠組みが大きく変わるかもしれない、たいへん緊張感ある局面です。他党の私がどうこういう問題ではないです。推移を注視したいと思います。
 この連立のあり方の変化は、いうまでもなく我が国の政治に大きな影響を与えます。ただ、この間、自公はさまざまな山もあれば谷もあり、「平和の党」を標榜している公明党が安全保障法制でも党内をまとめて自民党を支え、秘密保護法でもともに汗を流し、IRでも山を乗り越えてきた。その両党が、いわゆる「政治とカネ」の問題で、それぞれ苦悩され悶絶されているだろうと思います。
 我々国民民主党も、公明党と一緒に資金管理のあり方を厳しくチェックする第三者機関のあり方や、企業団体献金に関する法律をともに提案してきた者として、この真剣さ・重大さは身に染みて分かります。この午後の推移をしっかり見守っていきたいと思います。

 一点申し上げたいのは、参議院選挙が終わってもう三か月です。あの酷暑の中の参議院選挙で、「さあこれから政治が動くぞ」というときに三か月間ずるずると引っ張って、やっと総裁選挙が終わってスタートダッシュだと思ったら、まだ国会さえ開かれない。国民にとっては冗談じゃない。野党にとっても、決めなければならない法案、とりわけ高市さんも約束し総裁選挙でやり切るとおっしゃった「103万円の壁」や暫定税率が年内にできなくなります。加えてトランプさんが来日する。きわめて大事な安全保障のみならず、経済安全保障や関税のことを考えても、早く我が国の体制を整えなければならないのに、それすらままならない。トランプさんを迎えることができるんでしょうか。早く政治空白を解消してほしいし、もし決められないなら、今まだ(石破)内閣があるわけですから、少なくともガソリン減税や年収の壁と言った問題は、国会を開いて法案を通そうと思えばできるんですから、それぐらいの本気度を自民党・公明党には示してほしい。特に自民党にはその責任があります。そのことを切望します。

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