榛葉賀津也幹事長（参議院議員／静岡県）は1日、横浜市議会議員補欠選挙（南区）に国民民主党公認で立候補している「熊本ちひろ」候補（新人）の応援に駆けつけ、横浜橋通商店街前での街頭演説会に参加した。

　熊本候補は前職の鉄道会社勤務時に、不規則勤務と子育て・介護の両立が難しいという先輩の声を聞き、組合と会社に働きかけて新しい社内制度を策定した経験を語り、「小さな声でも働きかけ続ければ、変わるんだという実感を得た。それが政治を目指したきっかけでもある。今度は横浜市に住む皆さまの声を聴き代弁し、その悩みを軽減できるように、温かい政治を目指していきたい」と決意を述べた。

　続いてマイクを握った榛葉幹事長は、昨年秋の衆議院議員選挙で神奈川県から2名の国会議員が誕生したことに感謝の意を表し、「この流れを止めることなく、横浜市議補選は絶対に負けられない戦い。ここで勝たなければ、次への道は開けない」と訴えた。また、国会では今年度の予算案成立に向けての重要な交渉がスタートしていることを伝え、「これまでの税収は過去最高だが、コロナ禍で最も苦しい時期に得た税金だ。今こそ税金をどう使うかが問われている。特に物価高騰に苦しむ地域経済への対応だ。日本を強くするために、知恵を出し合い、対決よりも解決の姿勢で一歩一歩進んでいきたい」と決意を語った。最後に、「熊本ちひろさんは30歳の若さで市議会選挙に挑戦している。彼女の勇気を皆さんの力で後押ししてほしい」と支援を呼びかけた。

　演説会には、西岡義高衆議院議員（神奈川18区）、深作ヘスス衆議院議員（神奈川19区）、籠島彰宏神奈川県参議院選挙区総支部長、山口翔平神奈川県第10区総支部長のほか、多くの自治体議員も参加した。

　終了後には、横浜橋通商店街を練り歩き、多くの地元の方と対話をしながら交流を行った。

　横浜市議会議員補欠選挙は1月31日（金）に告示され、投開票は2月9日（日）。

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