西岡秀子政務調査会長代理(衆議院議員/長崎1区)は12日、半島振興対策促進大会に出席し、党を代表して挨拶した。
西岡議員は冒頭、半島地域について「国土の保全、文化の継承と共に、食料の安定供給等の面で、食の安全保障を支える、我が国にとって極めて重要な地域だ」と述べた上で、「人口減少、少子高齢化の急速な進行、道路網をはじめとする交通基盤の整備、住民の命と健康を守る医療体制の整備や安心安全な移動手段の確保など喫緊の深刻な課題を抱えている」と指摘した。
そして、今年発生した能登半島地震に触れ、「半島という地理的な状況から、幹線道路が寸断され、速やかな人命救助、復旧の為の人的物的な支援が困難になる等、半島特有の地理的な要因による脆弱性が明確となった。半島における防災対策の強化、整備、複合的な交通ネットワーク構築が急務だ」と訴え、「半島振興、地域住民の生活の向上、持続的な地域づくりの為に必要な安定的な予算・財源確保に取り組むと共に、防災対策の強化など能登半島における災害において明確となった諸課題をしっかりと盛り込み、令和6年度末に期限を迎える半島振興の確実な延長に皆様と共に取り組んでいきたい」と意欲を述べた。
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