西岡秀子 企業団体委員長(衆議院議員/長崎1区)・福田玄 国会対策副委員長(衆議院議員/広島2区)は21日、東京都内で開催された「日本被団協 日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准を求める署名の共同提出・議員会館前集会」に参加し、党を代表して挨拶した。
西岡議員は、被爆80年を迎える今年、原爆犠牲者への哀悼の意を表明。世界的な安全保障環境が悪化し、核使用のタブーが揺らぎつつある現状に強い危機感を示した。
核兵器禁止条約については、「被団協や被爆者の皆様の長年の活動が結実した条約」と評価し、日本が唯一の戦争被爆国でありながら署名・批准できていない現状を問題視。来年の第1回再検討検討会議には「日本が必ず参加すべき」と訴えた。
また、条約に定める被害者救済や環境回復の分野で日本の知見が不可欠だと述べ、「国民民主党は核廃絶を綱領に掲げ、皆様とともに歩み続ける」と決意を示した。
福田議員は、寒さの中、全国から多くの市民が集まったことに敬意を表し、「皆さんの熱意がこの運動を支えている」と述べた。
自身が広島で被爆した祖母を持つ「被爆三世」であることにも触れ、今年3月に他界した父から幼い頃に聞かされてきた“被爆の実相”を回想。「核被害の苦しみを抱えながら、被爆者であることを隠して生きざるを得なかった人が多くいた」と語り、核兵器の非人道性を改めて訴えた。
さらに、「日本は世界で唯一の戦争被爆国として、核兵器のない世界を求める声を上げ続ける責任がある」と強調。「340万筆を超える署名を集めていただいた皆さんの歩みは、被爆80年を迎える今こそ重要だ。風化に抗い、ともに前へ進みたい」と呼びかけた。
なお、署名の共同提出には舟山康江参議院議員会長(参議院議員/山形県)も参加した。

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