西岡秀子政務調査会長代理(衆議院議員/長崎1区)は19日、「第42回離島振興市町村議会議長全国大会」に出席し、党を代表して挨拶した。

 西岡議員は冒頭、自身が日本一離島の多い長崎県出身の国会議員であると紹介し、「離島振興の問題は党派を超えて取り組むべき 国の最重要課題だ」と指摘した。その上で、「エネルギー価格や食料品などの価格高騰により、島民の皆さまの暮らしが大打撃を受けている。特に、燃油価格の高騰は極めて深刻な問題だ。 国民民主党として、他党に先駆けてガソリン減税に取り組んできた」と党の取り組みを説明し、「海の国道とも言える離島航路や離島の航空路の維持存続、運賃の低廉化、 また離島船舶の更新の問題など、多くの喫緊の課題が山積している」と離島を取り巻く状況の厳しさに言及した。一方で、「新しい働き方に伴う二拠点居住やワーケーション、また離島留学、体験型の修学旅行など、離島でしかできない教育や体験など、離島には多くの可能性が秘められている」と述べ、「あらゆる財政措置の拡充や予算確保、そして令和8年度末に期限を迎える『有人国境離島法』の延長とともに、今直面している課題、必要とされる施策を盛り込んだ中での改正など、皆さまとともに取り組んでいきたい」と挨拶をしめくくった。

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