【冒頭発言概要】

 いよいよたいへん重要な国会が始まり、衆参の代表質問も終わり、一拍置きましたが今日から衆議院の予算委員会が始まりました。衆議院選挙後の本格的な論戦ですから期待していますが、石破総理の施政方針演説で、国民が最も注目している「103万円の壁」の問題とガソリンの問題に一言も触れませんでした。「楽しい国日本」、「令和の日本列島改造」と新たな言葉も出てまいりましたが、国民が聞きたいのは抽象的なきれいな言葉ではなく、「103万円の壁」を具体的にどうするか、ガソリン税をどうするかです。三党の幹事長合意があるわけですから、党のナンバー2が合意した三党合意、これを総理としてどう具現化していくかということを国民は当然期待していたと思います。それに応えるのが今の総理の役割だと思っていましたが、これに対する言及はありませんでした。わが党では(衆議院で)西岡秀子さん、参議院では川合孝典さんがそれぞれ代表質問をし、国民が期待しているこの問題を鋭く質問しましたが、まさに塩対応でした。残念です。総理は納税者に寄り添う気持ちがあるのかと言いたくなります。これから論戦がさらに深まると思いますが、時間は待ってくれません。3月2日までには予算を通さなければなりません。本当にこのまま123万円で突き進むのであれば、当然我々は予算案に賛成することはできません。これから現場で政調会長・税調会長が再度議論に入ると思いますが、幹事長合意の重さを感じていただき、国民生活に寄り添っていただきたいです。

The post 国民民主党 幹事長定例会見(2025年1月31日) first appeared on 新・国民民主党 – つくろう、新しい答え。.