浜口誠政務調査会長(参議院議員/全国比例)は20日、自民党・公明党との政調会長会談に出席し、小野寺五典衆議院議員(自民党)、岡本三成衆議院議員(公明党)と国会内で会談した。会談には古川元久税制調査会長(衆議院議員/愛知2区)も同席した。

 三党は、新たな総合経済対策の策定に向け、これまで5回にわたる協議を重ねてきた。本日の会談では、国民民主党が主張した点について経済対策に盛り込まれたことを確認した後、三党政調会長は合意文書に署名した。

 具体的には、経済対策の基本的な考え方に「手取りを増やす」という選挙で掲げてきたキャッチフレーズが入った他、いわゆる「103万円の壁」について、「令和7年度税制改正の中で議論し引き上げる」こと等が明記された。

 会談後、記者団の取材に応じた浜口政調会長は「厳しい交渉ではあったが、交渉に真摯に向き合ってくれた両党の政調会長に御礼申し上げる」と感謝を示した上で、「今回とりまとめた経済対策をいかに実行していくのか、それによって国民の暮らしや家計をどのように支えていくのかこれからが重要になっていく」と述べた。

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