玉木雄一郎代表(衆議院議員/香川2区)は16日、秋田県大仙市を訪れ、秋田県第3区から国民民主党公認で立候補している「村岡としひで」候補の街頭演説会に参加し、応援演説を行った。村岡候補は「秋田3区では、政治家にものを言えない雰囲気が漂っている。『この仕事を持ってきてくれたから。橋をつくってくれたから』そんな理由で政治家に間違ったことを指摘できなくなるのはあってはならないことだ。政治家の役割は、国民の生活を豊かで幸せにすること。私にはどんどん意見をぶつけてほしい」と政治姿勢を披露した後、秋田の声を聞いてきたエピソードに触れつつ、「日本の大学生は奨学金という名の借金を背負っている。世界の常識は、給付型奨学金だ。国民民主党は、教育国債発行による教育予算の倍増を訴えている。玉木代表とともに、誰もが生きやすい社会、活力のある社会を作っていきたい。みんなで上へ上へと行ける秋田を実現したい」と訴えた。

 続いてマイクを握った玉木代表は「政治に対する信頼無くして難しい政策は前に進まない。今回の選挙で自民党の裏金問題は決着をつけなくてはならない」と主張した後、「税収が増え、国のふところは潤っている。政治の役割は国民のふところを豊かにすることだ。減税や社会保険料の軽減で、『手取りが増える』経済政策が必要だ」と党の経済政策を説明した。そして、「国民は、家族のため、子どものため、自分のため、懸命に生きて懸命に働き納税している。一方で、自民党の国会議員は裏金をつくり納税を免れている。真面目な人たちの努力を踏みにじるような今の政治は変えなければならない。政治を変えるには現場の声が何よりも重要だ。現場に根ざした『村岡としひで』とともに政治を変えていくために、皆さんの一票を『村岡としひで』に託してほしい」と支援を呼びかけた。

 街頭演説会終了後、玉木代表は記者団の取材に応じ、「食料自給率のアップは喫緊の課題だ。農政・農業の現場が分かっている『村岡としひで』は即戦力。最重点選挙区の秋田3区で、何としても勝ち抜きたい」と述べた。

 衆議院議員総選挙の投開票日は10月27日(日)。

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