玉木雄一郎代表(衆議院議員/香川2区)は24日、福岡県北九州市を訪れ、小倉駅前で街頭演説を行った。演説会には福岡県総支部連合会のいずみひでお幹事長(北九州市議会議員)をはじめ、福岡県連所属議員が多数参加した。
玉木代表は世界中で大きな分断が起きていると現在の世界情勢に関する認識を示し、「これからの日本を考えた時に、『現実的で』『偏らない』『正直な政治』を実現するための新しい答えを持っているのは国民民主党だけだ」と党を紹介。「今の政治状況では皆さんの給料や年金を1円も上げることはできない」と述べたうえで、「そんな政治から早く脱却するため、私たちは引き続き、新しい対決より解決、政策本位の姿勢を貫いていく」と力を込めた。
そして、自民党議員の裏金問題に触れつつ、「岸田政権は政策を進めることが全くできなくなっている」と批判。「早くこんな政治を変えて、現役の皆さんや若い人たちが希望を持って頑張れるそんな社会をつくり直していかなければならない」と語った。一方で、ヤングケアラーやカスタマーハラスメントなどの課題が解決に向け動き出していることも紹介し、「国民民主党がどの党よりも早く課題に向き合い、解決策を打ち出し、実現へと結びつけられた理由は、私たちの政策や法案は全て現場の声からできているからだ」と述べた。
演説会後にはいずみひでお北九州市議会議員主催の「北九州の未来を語る会」が北九州市立商工貿易会館で開催された。挨拶に立ったいずみ市議は、北九州市内にある大学を卒業して北九州市で就職する学生の割合が22%に留まっていることを改善していきたいと意気込みを語り、「地元には優秀な企業がたくさんある。地元で就職したい若者たちが地元で働けるような環境をつくっていくために、若いうちから地元企業への職業体験、インターンシップ制度を高校生から導入してきたい」と述べ、新しい政策提案に取り組んでいくことを表明した。
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