榛葉賀津也幹事長(参議院議員/静岡県)は13日、神奈川県川崎市を訪れ、深作ヘスス・神奈川県第19区総支部長の演説会「国際社会における日本の役割とは」に参加した。会場には玉木雄一郎代表(衆議院議員/香川2区)も駆け付け、熱気があふれた。

 講演を行った榛葉幹事長は、30年以上にわたって日本の賃金が停滞している現状に触れ、「中国やアメリカ、韓国は賃金が上がり続けているのに、日本は下がり続けている。日本のGDPの6割は個人消費であり、家計を支える経済政策を実現しなければならない」と強く訴えた。また、ウクライナや台湾などの国際情勢を背景に、「『自分の国は自分で守る』ためには、有事の際に最低限の対応ができるようにしなければならない。国民の生活と命を守るため、この国の政治を正していきたい」と力を込めた。

 続いて、玉木代表は「この国の未来と皆さんの生命や財産を守るには、経験と能力を持った政治家をひとりでも増やすことが必要だ。そのひとりが深作ヘスス総支部長である」と力強く述べた。さらに、政治や選挙を「熱伝導」に例え、「本人が発する熱を受け取り、次の人に伝えて欲しい。その熱は必ず遠くに大きく広がり、大きなうねりを生み出すことができる」と力を込めた。

 続いて、深作総支部長は、日本が輸入に依存している現状に警鐘を鳴らし、「当たり前に食べているお米や、暑さをしのぐために使っているエアコンなど、全ての生活が国際社会とつながっている」と述べ、食料やエネルギー政策が国民の生活や命に直結していることを訴えた。
 また、自身の外交の現場での経験や知見を活かし、「日本が国際社会でどのような役割を果たすべきかを真剣に考え、この国の未来を守っていきたい」と決意を語った。

 最後には、坂本勝司横浜市議の発声でガンバロー三唱を行い、参加者全員で団結を誓い合った。

 演説会には大野元裕埼玉県知事、小粥康弘神奈川県連代表、西岡義高神奈川県第18区総支部長、神奈川県連所属の地方議員も参加した。

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