国民民主党は11日、国会内で男女共同参画推進本部を開催し、男女共同参画に関する取り組みを行う「公益社団法人Marriage For All Japan―結婚の自由をすべての人に」（マリフォー）、「一般社団法人性と健康を考える女性専門家の会」を招いてヒアリングを行った。女性議員ネットワークの地方議員もオンラインで参加した。

　マリフォーは、性のあり方に関わらず、誰もが結婚するかしないかを自由に選択できる社会の実現を目指して活動している団体。性と健康を考える女性専門家の会は、医療・保健システムに女性の視点を生かし、男女ともに生き生きと幸福に暮らせる社会をつくりたいと活動している団体。

　冒頭、円より子本部長（衆議院議員／東京17区）は「先月に本部長に就任して初めての開催となる。これまでも個人として男女共同参画に取り組んできたが、これからは本部長として党での議論をリードしていきたい」と挨拶した。

　マリフォーからは同性婚に関する当事者からの訴えや全国各地での訴訟などについて、性と健康を考える女性専門家の会からは女性検診改善プロジェクトや避妊・中絶ケアプロジェクトなどについて説明がなされ、質疑応答では活発な議論が行われた。

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