国民民主党の玉木雄一郎代表(衆議院議員/香川2区)は11日、厚生労働省を訪れ、同日に党で取りまとめた「国民の命と生活を守る医薬品の安定供給確保とイノベーションに向けた申し入れ」を福岡資麿厚生労働大臣に手渡し、意見交換を行った。

 国内創薬力の低下を背景に医薬品の輸入超過が続き、医薬品の供給不安が続くなど、産業競争力と安全保障の観点から極めて危機的な状況にある。しかし、このような状況にあるにもかかわらず、政府が発表した「経済財政運営と改革の基本方針2025(原案)」(「骨太の方針」)では、これらの課題への踏み込みが不十分である。
本提言は創薬基盤と安定供給基盤を再構築するため、骨太方針への反映に向けてとりまとめたもの。

 終了後、玉木代表は記者団の取材に応じ、「骨太の原案を見たが夢と希望のない基本方針であった。このままでは製薬関連産業で従事する方の高水準の賃上げは見込むことはできない。薬の安定供給とイノベーションの推進は経済安全保障の観点からも日本にとっては大変重要である。引き続き党を上げて取り組んでいきたい」と述べた。

 大臣申し入れには玉木代表の他、浅野哲厚生労働委員会理事(衆議院議員/茨城5区)、森ようすけ社会保障調査会副事務局長(衆議院議員/東京13区)、日野紗里亜社会保障調査会副事務局長(衆議院議員/愛知7区)が参加した。

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