国民民主党の玉木雄一郎代表(衆議院議員/香川2区)、田村まみ国民運動局長(参議院議員/全国比例)は18日、厚生労働省を訪れ、「国民の命と生活を守る医薬品の安定供給確保に向けた緊急申し入れ」を武見敬三厚生労働大臣に手渡し、意見交換を行った。

 これまでも代表質問や加藤勝信厚生労働大臣への申し入れ等でも問題提起をしてきたが、財源確保のために薬価切り下げを行ってきた。

 そのため更に体力を失いつつある製薬産業の窮状を受け、「国民への安定した医薬品の供給」のために薬価改定の中間年改定廃止を軸として提言をとりまとめた。

 終了後、玉木代表は記者団の取材に応じ、「中間年薬価改定を廃止して新しい仕組みを作ることが不可欠である。今のままの薬価の仕組みだと、業界で働く人の高水準の賃上げは見込めない。医療産業を成長していき、希望のある業界だと国内外の関係者に認識してもらえるような改革にしたい」と訴えた。

 また、田村議員は「骨太の方針2024にも示された通り、政府の社会保障の考え方が長年変わっていない。国民の健康と命を守っていくための医療の発展と経済を伸ばしていくための産業の振興、この両立を念頭に置く必要がある。今後、党としても社会保障政策のとりまとめを進めていきたい」と述べた。

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