国民民主党は4日、「農業用植物の優良な品種を確保するための公的新品種育成の促進等に関する法律案」(公的新品種育成法案)、「地域在来品種等の種苗の保存及び利用等の促進に関する法律案」(地域在来品種法案)を超党派で衆議院に提出した。

 法案の概要は下記の通り。

【公的新品種育成法案】
 地域における農業の基盤である農業用植物の優良な品種を確保する上で農業用植物の新品種の育成が継続的かつ安定的に行われることが重要であることに鑑み、公的新品種育成の促進や公的育成品種の有効かつ適正な利用の確保等により、地域における農業の持続的な発展および国民生活の安定向上を図るもの。

【地域在来品種法案】
 地域在来品種等の種苗の保存及び利用等が農業用植物の品種の多様性の確保及び地域の農業の振興を図る上で重要であることから、地域在来品種等の種苗の保存及び利用等の促進に関し、必要な事項を定め、施策を総合的かつ効果的に推進するもの。

 法案提出後、記者団の取材に応じた長友慎治政務調査会筆頭副会長(衆議院議員/宮崎2区)は「我が党の舟山議員も取り組んできた法案。食料安全保障の観点からも、公的育成品種の有効かつ適正な利用の確保や、地域在来品種等の保存や利用は重要である。」と語った。

 提出には長友議員の他、村岡敏英国会対策委員長代理(衆議院議員/秋田3区)が参加した。

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