玉木雄一郎代表(衆議院議員/香川2区)は7日、大井町駅阪急前で開催された東京都総支部連合会主催の街頭演説会に参加し、演説を行った。演説会には石田しんご品川区議会議員も参加した。

 玉木代表は「国民民主党は昨年の衆議院総選挙で国民の皆さんの声に後押しされながら議席を増やした結果、選挙で訴えた政策を実現することができた。ただし、いまだ実現に至っていない政策があることについては、お詫びを申し上げなければならない」と演説を開始。獲得できた成果として「特定扶養控除の引き上げ」「103万円の壁の引き上げ」「所得増税分の防衛増税の阻止」「高校生の扶養控除縮小を阻止」などを前に進めることができたと紹介し、「これは皆さんが動かした政策だ。これまでは1票を入れても変わらないと思っていたかもしれないが、これらの政策は国民民主党に声を託していただいた皆さんのおかげで実現した」と述べた。
 一方で、「103万円への壁」については30年ぶりに壁を動かし1.2兆円の減税を達成することができたとしつつも、自民党と公明党との3党協議が決裂した理由について、「与党案では所得制限を設けたことによって新たな壁ができ極めて複雑な制度になってしまった」と評価しつつ、「物価高騰で家計の出費が増えて大変厳しくなっているのに国民生活を守る内容になっていない。低所得の方だけじゃなく、中間所得層を含む働く人たちの手取りを増やしていくことが必要だ」と指摘した。
 そのうえで、宿題として残ったままの178万円への引き上げについても絶対に諦めないとし、「実現するために皆さんの力を貸してほしい。税金をとって配る側の立場ではなくて、一生懸命働いて税金を払っている側の立場の政治に変えていこうじゃありませんか」と呼びかけ、「暮らし、生活、未来、希望を守りながら、この夏を手取りを増やす夏にしていく」と演説を締め括った。

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