田村まみ社会保障調査会長(参議院議員/全国比例)は6日、参議院予算委員会で薬価の中間年改定廃止などについて質疑を行った。
田村議員は、石破総理が所信表明演説で「国民の皆様に安心していただける社会保障制度を確立する」と述べたことに触れつつ、今年度の「骨太の方針」で示された「社会保障制度の新たな財政フレーム」とこれまでの社会保障の財政フレームとの相違点について質した。これに対し石破総理は「今までと何が違うということは特にない」と答えた。
田村議員はこれを受け、薬価を毎年下げている「中間年改定」について質疑。医薬品不足が4年間以上も収束していない現状や、日本の主な製薬企業でも海外売上割合が六割を超えている状況などを指摘し、「国内で薬が作れなくなっていくということが数字で出ている。そして何より、国民皆保険があるのに国民に薬が適時に届かない。一回止めて制度を変えないと、安定供給基盤が崩れて創薬できなくなる瀬戸際だ」と中間年改定の廃止を訴えた。石破総理は「イノベーションを国民皆保険の両立を念頭にこれまでやってきた。今伺った危機感をどう反映していくかというマインドを持っていかねばならない」と答えた。
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