国民民主党は30日、衆議院厚生労働委員会に「国民年金法国民民主党修正案」(社会経済の変化を踏まえた年金制度の機能強化のための国民年金法等の一部を改正する等の法律案に対する修正案)を提出した。

本修正案は以下の措置等を講じるもの

1 基礎年金底上げのためのマクロ経済スライドの早期終了
2 早期終了による影響緩和
3 カナダのクローバック方式を参考にした高所得者の年金のうち国庫負担分の全部または一部を返還する措置も含む、早期終了により必要となる国庫負担の安定財源確保の検討
4 被用者保険の適用拡大
5 適用拡大による中小企業の経済的負担軽減
6 国民年金第1号被保険者の被保険者期間45年にすることの検討
7 第3号被保険者制度廃止に向けた早急な検討
8 国民年金保険料の免除期間の保険料追納拡大
9 アメリカの制度を参考にした、個人型確定拠出年金において国が支援金を拠出する制度の創設の検討
10 就職氷河期世代に対する老齢を支給事由とする給付の拡充の検討
11 将来の年金制度の在り方を議論する国民会議設置の検討

なお、年金という国民から見ても極めて重要な制度であり、衆議院の取り扱いも重要広範議案に指定されているにもかかわらず、あまりに拙速に審議が打ち切られたこともあり、国民民主党は原案に反対、自民・公明・立憲が提出した修正案に反対した。
緊急上程された衆議院本会議では、自公立が提出した修正案が可決された。

The post 【修正案提出】「国民年金法改正法案に対する修正案」を提出 first appeared on 新・国民民主党 – つくろう、新しい答え。.