【冒頭発言概要】

 いわゆる政治資金規正法の議論ですが全く自民党のやる気が見えません。自らが大きな過ちを犯して、それに伴い規制を強化しようと言っているのに、一番ゆるゆるで穴だらけのものを持ってきてこれを通せと言われても、納得するわけがないと思います。総理も衆参予算委員会でいろいろな質問を受けていますが、総理がどこまで真剣になって政治の浄化をしようとしているのか、そのやる気と覚悟が見えません。かつては「火の玉になってやる」と言っていたのが、この有様です。そもそもまず与党の中で調整がつかない。自民党と野党第一党の間でも折り合いがつかない。大きな過ちを犯したのは自民党ですから、自民党が公明党や野党に合わせるのが当然です。衆議院では数の力で、公明党と折り合わなくても過半数取れるかもしれませんが、参議院では自民党は過半数を持っていません。少なくとも公明党の理解、そしてこの手の話は与野党一致しなければだめです。衆議院はぎりぎり通っても参議院は通りませんから、しっかりと自民党は野党や公明党の意見を聞いて、より厳しい規正法を作っていただきたいと思います。
 一部ニュースで、水面下で(パーティー券購入の公開基準の)10万円は変えないけれど他のところで公明党と落としどころを探るとか、他の野党とも水面下で交渉に入るとか(報じられていますが)、この手の話は水面下でやる問題ではないです。落としどころを探ってなんとか自分たちの逃げ道を確保しようなどという、これ自体が国民から見たらふざけるなという話です。こんな水面下の交渉に乗る政党があるとは思えません。もし安易に妥協するとすると、その妥協に乗った公明党や他の野党も、私は問われると思います。維新さんがパーシャル連合を組むかもしれないと公然とおっしゃいましたが、この問題で妥協するようなことがあれば、そもそも身を着る改革と声高らかにおっしゃっていたのは維新ですから、この政治と金の問題では1ミリの妥協も私は許されないと思います。自民党が野党もしくは公明党に最低限合わせて、それでも若干の違いがありますからそれをどうするかという議論になるんだろうと思います。

 皇位継承の問題が昨日も議長公邸で話されましたが、週1回やるといって、昨日でもう中断となりました。中身に入る前に、議論のやり方や会議体の持ち方によってだいぶ紛糾したと聞いています。衆参議長の調整力とリーダーシップを発揮してほしいと思います。有識者会議の報告が出されてから3年近く経っています。この間議論を止めておいて、会期末までに結論を出すというのはできるわけがありません。静かな環境で、各党とも調整して、この問題はそうそう時間をかけるわけにはまいりませんので、コンセンサスを得る努力を各党そして議長にはお願いしたい。少なくとも与党と野党第一党がしっかりと方向性を合わせて、それから詳細に各党の意見を聞いたり調整することをやらないと、いきなり少数会派を含めて一堂に会してもまとまるわけがないと思います。議長の調整力、リーダーシップが問われていますので、額賀議長にはとりわけしっかりしてほしいと思います。

 最後に、静岡県知事選挙が投票日を入れて残り3日となりました。いろいろな数字が飛び交っていますが、最後まで各陣営フェアプレーの精神でやってほしいと思います。一部陣営が他陣営の特定企業を名指しで批判したり、プラカードを作って品のないネガティブキャンペーンをしているのがネット上に拡散していますが、よろしくないと思います。鈴木康友さんはそういうことを一切やっていないので、我々は最後までフェアプレーの精神でやりぬいていきたいと思います。
 補選で三連敗している自民党です。この静岡県知事選挙で、鈴木康友候補の相手は推薦を出しているのが自民党だけですから、これは国政にも大きな影響を与えると思いますし、岸田政権にも少なからぬ影響が出ると思います。公明党がなぜ自主投票にされたのか、公明党の支持組織も自主投票ということで、これには大きな意味があると思います。明後日の日曜日に投開票ですが、決して単なる一地方の知事選挙というだけではないということを念を押しておきたいと思います。
 静岡の自民党の国会議員は、選挙に一生懸命になるのも結構ですが、まずきちっと自分の反省をして、いろいろな問題が静岡の国会議員はありましたから、名前はあえて言いませんが3区も8区も、そういった問題に対して自分たちが襟を正して反省して、まともな政治を取り戻すということを言ってほしいと思います。自民党を支持されている方もたくさんいらっしゃると思いますが、こういう時こそ厳しく接していただきたいと思います。静岡から失った政治への信頼を、静岡でもう一度取り戻すために、静岡の自民党の国会議員が全てを明らかにして自分たちの過ちを正していく、そのことが大事だと思います。

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